ブログ☆現在進行形の安心

山本陽子です。

アクセスをありがとうございます。


先々日、こちらを購入しました!とのメッセージをいただきました。

教育は時代と共に考え方が変わっています。

考え方に合わせ、教授法が増えました。

私自身は、担う研修の目的や条件(対象、時間、回数、人数等)に、

合わせて、アクティブ•ラーニングを軸に、座学、個人ワーク、グループワークを混合しています。


さて、こちらのドリルです。

2017年、インドネシアにある日本語学校に短期間の研修に行った時のこと。

技能実習【介護】の合格を目指し、懸命に、かつ、楽しみながら学ぶ彼・彼女らは、

海を越えた国、日本の文字をノートに書いていました。

横書きノートを縦に向け、下方から上方に向け器用に書いていく学生や、

漢字は記号やイラストに見えるのか、写生のように書き進める学生。


驚愕というか、感嘆というか、私にとっての新しい発見がありました。


もうひとつ、インドネシアでは、

機内や到着後、案内版に日本語表記がなく、

頼る日本人らしき人もいなく(わからなかった)

インドネシアの言葉がまったくわからず、

現地の担当者の顔を見るまでは、生きた心地がしなかった(笑)

これは、中国の南京市に出張した時も同様でした。


数少ない経験ですが、「言語」「言葉」に対しての不安が、

恐怖くらいのインパクトとして残っています。

そんな時、「単語」だけでも知っていれば、、、と。


たとえば、外国人の方に道を聞かれて、

「・・・・・・・bank?」

「bank」を聞いたことがあったり、「銀行」と知ってぃれば、

ああ、この人は銀行について聞いているんだなと安心できますよね。

このあたりから、学習手段が「ドリル」って考え出しました。

Wi-Fiがない、または制限がある、そういった人たちもいることも知り、

自分のペースでできる、指導者との交流のツールにもなる教材になればと。

(活用方法は本体に書いてあります)


介護職は現場実践職だから、「排泄介助」って読めても意味がない。

そんな風に仰っていた人がいました。

そうです。そうです。もちろんです。ですが、その言葉を

「知っている」

って、強いよなーって、心から思っています。


「排泄介助について勉強します」

「排泄介助をお願いします」

多くのコミュニケーションは言語を通じて行います。

学習・交流・仕事。次の一歩につながるって願っています。

今、私が取り組んでいる学習において、再確認しています。


メッセージをくださった方、ありがとうございました。