ブログ☆フィリピン渡航録⑤

こんにちは。
山本知志です。

今回はフィリピン渡航録⑤になります!

5日目がスタートした。
ここまで来たら、後半戦はあっという間だ。
今日の予定は
現地のスポンサーの方の会社で
ファッションショーとパーティーとメディア向けのインタービューだ。
スポンサーの方は化粧品会社で、なんと今日リニューアルオープンする特別な日だ。
ちなみに社長さんは芸人のパンサーの菅さんに似てる風貌をしている。

朝食を済ませ、車に乗り込み、
マニラの街を移動する。
車内では、会話する者、音楽を聴く者、仮眠する者、様々だが、僕は少し会話をしてから、ずっと窓の外を眺めてマニラを観察して、動画を撮ったりしていた。
日本社の車は意外と多い。
マクドやセブイレは日本と同じくらいある。
信号待ちを狙って移動販売している人がいる。
など、その街の雰囲気を感じていた。
日本料理屋らしき店も発見した。
また、Googleマップを見ながら移動して、建物の名前や、現在地を確認するのも楽しかった。ちなみにこれは日本でもよくしている。
そんなこんなで、揺られること約45分。
ようやく、到着した。
まず驚いたのが、建物の入り口にはレッドカーペットが引かれ、警備員ぽい人が立っているのが車内から確認できた。
入り口付近に車は止まり、1人ずつ降りていくが、出たら写真を撮られ、拍手が起こる。
日本では経験したことがないVIP待遇だ。
ひまわりの花飾りをもらい席に着く。
談笑した後、パーティーがスタートした。
挨拶から始まり、スポンサー様の会社紹介などを経て、ランチタイムに入った。
メニューはバイキングで、どれも美味しく、特に肉を煮込んだ料理が美味しかった。
そこからステージで、催し物というか、歌だったり、ダンスだったり、各々やりたい人がやる時間になった。
ここで1つ後悔。
完璧に歌える洋楽があれば、、、
鼻歌交じりでしか歌えねぇー。
僕にはそれでも歌うという選択はできなかった。
知らない曲が流れても、何を言ってるか分からなくても、音楽はやっぱり楽しい。
文字通り音を楽しめていた。
そして転機が訪れる。
ミセスの方が、AbbaのDancing Queenを歌い始めた。
誰でも1度は聞いたことがある有名な曲なので、途中からみんなで歌い踊り始めた。
もちろん僕も参戦する。
そこから、ダンスパーティーへと変わる。
ダンスは舞台のオープニングなどで経験していたし、踊れないこともない。
ただ曲は知ってても、振り付けが分からない。
見よう見まねで踊ってみる。
ダンスはノンバーバルだ。
言語の壁を超えて、パッションで心は繋がる。
全員で曲に合わせ、好きに踊っていたが、途中から円になり、真ん中で1人ずつ躍る流れになった。
みんなノリノリでまさに海外のノリだ。
日本だとシャイな僕も、このノリは楽しかったと同時に、日本でクラブに行ったことがあって良かったと初めて思えた。
ついに僕の番が来た。
アドレナリンも出てたけど、どこか冷静だ。
肝心なのは終わり方。
盛り上がったまま次の人に繋げる。
暗黙の了解を引き継ぎ、いざ踊り始める。
曲に合わせ、ステップを踏み、リズムを刻む。良い感じだ、この調子。
終わり方はすぐに思いついた。
EXILEを真似しよう。
EXILEの LIVEで何回も自分が観てきたステージングをリスペクトを込めてコピーした。
リズム良く身体を下げていき、腹筋を見せながら身体を上げる。
自分で言うのも何だが、この時が1番盛り上がった。
瞬時にこれを思いついた自分とEXILEのパフォーマンスにあっぱれだ。
自分の番が終わり、無事に盛り上がったままバトンを渡せた。
ここからは更にハイだ。
本当に楽しかった。

ダンスパーティーも終わり、
メディア向けのインタービューが始まった。
英語で聞かれ、英語で答える。
自分の想いの丈は伝わるのか内心焦っていた。
順番が回ってきた。
ミスターの4人で部屋に入り、インタービューが始まる。
そしたら、僕の不安とは裏腹に、自分の母国語を交えて答えていいということだ。
ただ僕にもプライドがある。
なるべく英語で答え、どうしても単語や文法が分からないところだけ日本語を交えて答えた。
インタビューが終わり、記念撮影。
ハンドクリームや乳液など商品もいただけた。
これがめちゃくちゃ良くて、肌に潤いと艶を与えてくれてる。

個人の写真撮影も終わり、パーティーも終盤に差し掛かる。
お酒も飲み、色んな人と交流できた。
もっと英語が堪能だったらと何回も思った。

そんなこんなで楽しかったパーティーも終わり、ホテルへの帰路へと着く。
ホテルに戻り、お風呂に入ったり、明日の準備をしたり、自由な時間を過ごす。
ついに明日がコンテストの本番だ。
高まる気持ちを抑えながら、瞼を閉じた。

書きたかったことがもう1つあった。
パーティーで驚愕の事実を知ったのだ。
それは日本で感じたことないレベルでモテると言うことだ。
自分で言うのも何だが、本当に凄い世界線だった。
パーティーにはスポンサーの会社で働く従業員の子達も参加しており、一緒にダンスを踊ったり、お酒を飲んだり、色んなことを話した。
まず驚いたのは、みんな英語が堪能ということだ。
コンテスト関係者は世界の国の人と関わる機会があるので、英語が堪能なのは百歩譲って分かる。でも一般職に就いている子達も普通に話せる。
育ってきた環境なのか、学力が高いのか分からないが、当たり前の基準の高さに驚いた。
少し話は逸れたが、現地の方からすれば日本人はかっこいいのだろう。
男の子にも女の子にも、かっこいいと言われ、写真を撮ったり、この言葉を言ってと言われたり、サインを書いたり、日本に連れて帰ってと言われたりと、日本では感じたことがないくらいモテた。
おもてなしかなと思ったけど、僕にしかそういうことはやっていない。
今日だけは自惚れておこうと心に誓った。
でもみんな優しくて、笑顔が魅力的で、フィリピンに来て1番楽しく過ごせた時間だったから、バイバイするのは名残り惜しかった。

本当に楽しかったな〜

それでは🐈‍⬛🐱