ブログ☆介護過程②生活歴

アクセスをありがとうございます。

山本陽子です。

先日のブログで、山本知志が

「うどん」の写真をアップしていましたね。

同じ日に、新幹線の名古屋駅ホームで、

きしめんを食べていました。

親子で麺類好き。


さて、前回の私のブログ「介護過程①情報収集」

のつづき、というわけではありませんが、

今回も介護現場でのお話を。

情報収集シートには「生活歴」という項目があります。

※施設によって様式や項目はちがいます。

その人がどんな生活を送ってきたのか、

簡単に、簡単に、言葉を割愛すれば、

シートの余白を埋める文字数にまとめられています。

(もちろん、必要時は必要分、記入しますよ)


たとえば、

A県生まれ。高校卒業後、地元のパン工場に勤務していた。

20歳で見合い結婚を機に退職され、専業主婦になり、

3人の子どもに恵まれる。

70歳のとき、夫が逝去され、B県にいる長男夫婦と

同居を始める。

75歳で脳梗塞を発症するまでは、孫の面倒をみたり、

地域活動を楽しんでこられた。


これは、私の創作ですが、

故郷であるA県での幼少期。

高校生活。パン工場での働きぶり。

結婚。この前には恋愛もプロボーズもあったことでしょう。

専業主婦として3人の子どもを育てあげた母親の喜びと苦しみ。

夫の他界、70歳で県をまたいでの新しい暮らし。

孫、地域活動、脳梗塞。


文章のキーワードを拾い上げただけでも、

もしかしたら、その人自身が忘れてしまっている、

忘れた方がラクになる、いろんな出来事があったかもしれません。


利用者の生活歴を拝見するとき、

私は活字からその人の人生を感じずにいられません。

その人と情景を描くように、

情報収集ができればと思っています。


自分の生活歴は、

どんな風に記されるのかな。



O府生まれ。

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まだまだ楽しみ。